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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2007/08/31

地ビール改め、自ビール作り♪

いきなりですが、
日本のビールの原料って見たことありますか?
麦芽、ホップの他に、米、コーンスターチが入っているものがほとんどなんです。
日本人の味覚に合わせたり、手に入れやすい原料なのでしょうか?

西洋では普通は麦芽とホップだけです。
(イーストは書かれてないけど)
 
ユアンは麦芽とホップ以外が入っているビールだと
二日酔いほどではないですが、
最近酔いの後が良くないんです。
麦芽とホップだけで作られている方だと
大丈夫なんですが・・・。
   
その点、手作りビールは原料も基本のものだけで、
その上おいしいです。
 


最近ちょっと休んでいたけど、またビールを作りました。

1週間前に仕込んでいた
Real Ale(リアル・エール)の

樽の一次発酵が

ちょうどいい感じになったので
昨日は、子供たちも手伝って
瓶詰めしました。
   
ビール作りも子供に伝えていく
大事な1つなんだそうです(笑)

ユアンも父親のビール作りを手伝ったそうです。
  

瓶を良く洗い、熱消毒し、
二次発酵で炭酸を作るため瓶に砂糖を入れ、
いよいよビールを瓶に入れていきます。 
 
「ガチャン」

と熱消毒しておいた王冠の蓋をして、
瓶をよく振り、砂糖を混ぜ・溶かします。
 
あとは1週間~2週間置いて
二次発酵ができれば飲み頃です。
来月の窯造りと窯焚きのワークショップの頃には
ちょうどおいしい頃です。
 
私は味見でお手伝いです。ふふふ。
    
 
追記: 
日本ではアルコール度数1%以上の飲料を造ることは法律で認められていません。
これは糖分などを調節し、1%未満で作っています。
 

2007/08/14

ちょっとした楽しみ・・・



暑い日が続きますが、
朝のうちに打ち水をするだけでも
温度がかなり違うのに驚きます。

昔からの知恵はすごいです。

木々に囲まれた古い民家なので、
外が35度になっても
家の中は30度くらいです。


それでも蒸し暑いですが、
外とは大違いです。

冬寒く、夏涼しい家です(笑)

  

暑い日のちょっとした楽しみ。

縁側を開け放ち、景色を楽しみながら冷たい飲み物を・・・。
おつまみに冷えたきゅうりを味噌をつけて、そのままゴリッといきます。

至福の時です。

ちょっと大袈裟でしょうか?(笑)
シンプルで何も手をかけてませんが、なかなかです。

セミの声や風に揺れる木々の音を聞きながら・・・。
そよ風が心地いい! 

あ~、しあわせだなぁ。

2007/08/10

暑い中の熱い窯焚き

 
暑中お見舞い申し上げます。

やっと夏らしく暑い日が続き、
プールや虫取りで子供は大喜び、
喜んでいるのは
子供だけではありませんでした。
 
うちのオージーおやじもです。(笑)



 
おととい、
涼しげに水遊びする子供の横で、
ユアンは窯焚きをしました。
 
暑さに強いオージーおやじも、
窯焚きは熱かったようですよ。
 
熱中症にならないよう
水分をよく摂ってはいましたが、
すごい汗! 
びっしょりです。
滴り落ちる汗とはこのことですね。
   
窯を焚きながら日陰といえば窯場、
でもそこは1200度近くに焼いている窯。
熱いです・・・。
 
日よけの傘を立ててもなぐさめ程度。
でも念願の日焼けが出来たそうですよ。
  
    
今日、窯から作品を出しました。
焼き上がりは、まずまずだそうです。
 
今回使った”い草”はいつもの茶色とは違い
白っぽい焼き色を残しました。 



い草の育った場所により
地面から吸い上げる鉱物が違うためです。
 
こんな微妙な違いで
焼き色が変わるなんて面白いです。
  


オレンジの焼き色と
調和したような風合いになったと思います。