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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2009/02/26

Kyohan Six Gallery

日本橋高島屋での3人展が無事に終わりました。

多くの方が足を運んで下さり、とてもうれしかったそうです。

ありがとうございました。



そして今度は、明日から益子での個展が始まります。

地元栃木県内での個展は、末息子が生まれる直前に行って以来なので

約4年ぶりになります。



もしご都合がつくようでしたら、お立ち寄りください。 





  



 



 


 


  

Kyohan Six Gallery

EUAN CRAIG 陶展

用の美・美の用

The Art of Function , The Function of Art


2009年2月27日(金)~3月23日(月

AM10:00~PM5:00  (水曜定休)

栃木県芳賀郡益子町益子706-2

共販センター内

TEL: 0285-72-4444(代) 



 



 



 


 



もうずい分前になるが、氏の工房を訪れ氏の考案した窯を見せてもらったことがある。 



廃材だけを燃料としたとても効率の良い、今で言えばエコの薪窯である。

創意工夫を凝らして、自分流になんでも改革する氏のユニークな合理性に

つくづく感心させられた。 



「用の美」に対する氏の考え方もユニークである。

自分の創った器にどんな料理がのるのか、どのようにテーブルウェアーとして

コーディネイトするのか、普通、陶芸家はそこまでトータルデザインしないものだが、

氏はあえてそこまで踏み込み、その為の器を創る。


使ってこそ生きる器というものは、なんとシンプルで力強いものか。

しかも、それだけにとどまらず「用の美」を「美の用」に転化させ、用の美を

よりポジティブなものに変えようとしている。その好例が氏のあの独特の火色である。

独自の磁土素材に土もののようなあたたか味をもたらしている。 

 

一歩踏み込んでこそ、人々のライフスタイルを変える力を持つことが出来るのである。

「用の美」とは本来そういうものであってほしい。

民芸をグローバルに考えた時、こうした氏の姿勢は民芸を今の時代に継承する

一つの方向を指し示していると言えよう。

是非、御高覧ください。


Director 藤原 郁三

 

 



Concerning Euan Craig


Quite some time has passed since I visited his studio and he showed me

the kiln that he developed. Very efficient, burning only recycled wood,

these days it would be referred to as an “Eco-Kiln”.

 

I was impressed by his ingeniously considered solutions,

his uniquely rational way of reforming anything into a personal method.  


His approach to “The Art of Function” is also unique. What kind of food

will be served on his vessels? How his works will be coordinated as tableware?

He takes steps to address these issues, to make work to fulfil those purposes

and achieves a degree of total design that a potter would not normally undertake.

Vessels that come to life through the act of use; what simple

and powerful works these are.

And yet, not stopping there, he turns “The Art of Function” into

“The Function of Art”, striving to change the Art of Function into an even more

positive force. A fine example of this is the unique flame colour of his work.

 

His original porcelaineous body brings with it the warm flavour of clay.

By taking that extra step, his work holds the power to alter peoples’ lifestyles.

 

This is what I would hope is the essence of the art of function.

When one thinks of “Mingei” in global terms, it can be said that his stance

is pointing a way forward for the inheritance of “mingei” in the modern age.


By all means, I invite you to consider his work.


Ikuzo Fujiwara

Director

Kyohan 6 Gallery

2009/02/22

日本橋高島屋にて・・・



今、日本橋にて会期中の


グループ展のお知らせです。





日本橋高島屋 7階、

ギャラリー暮らしの工芸」にて

3人展を行っています。




現代イギリス&オーストラリア 陶芸作家展

ペニー・シンプソン

ピーター・シーブリッジ

ユアン・クレイグ

 

2月18日(水)~24日(火)


午前10時~午後8時 

(最終日は午後4時閉会)





ユアンは昨日、

益子でのワークショップを終えた後、東京へ向い、

最終日まで会場におります。  

 

ご都合のつく方は、ぜひお立ち寄りください。



また、日本橋のG’drop(ジードロップ)さんにて

1月5日から3月までの間、おいしい料理と共に、

ユアンの作品を楽しんでいただけます。




ギャラリー・セントアイヴスのオーナーとユアンが

今度の月曜日のランチに行く予定だそうです。


G'drop

東京都中央区日本橋本石町4-5-5 藤ビル1F

TEL/FAX: 03-3231-1036

JR神田駅(山手線・京浜東北線・中央線:徒歩3分)


地下鉄 神田駅・三越前駅(銀座線:徒歩3分)





 



 

2009/02/14

こんな時に限って・・・

2月の後半は

色々スケジュールが詰まっています。



後でまた詳しくお知らせしますが、

まず、2月18日(水)から24日(火)まで

日本橋高島屋 7階、

「ギャラリー暮らしの工芸」にて

3人展を行います。


(ペニー・シンプソン、

ピーター・シーブリッジ、

そしてユアン・クレイグ)




その期間中ですが、

聖心インターナショナル・スクールの生徒さんに

ワークショップを行います。



そして、2月27日(金)から3月23日(月)まで

栃木県、益子焼共販センター内の

「kyohan six gallery」にて個展を行います。




年が明けて、ユアンはご注文の作品や

展覧会の作品を制作していましたが・・・。

 


オーストラリアの山火事もとても気ががりです。

日本でやっとニュースになる前から、ネットのニュースでチェックしていました。




幸い身内には被害はありませんでした。




でも、つらい出来事です…。



私たちを気遣って、心配してお電話くれた方たちの、お心がうれしかったです。




ありがとうございました。




また、向こうに帰省していた時、山歩きをしてユアンはヒルに噛まれたんです。




帰ってから、傷口から細菌が入り、二次感染を起こし、

リンパとリンパ管が腫れ、痛みでしばらく仕事が進まなくなりました。

2週間薬を飲んで、今ではほとんど治りました。

 

そして、さあ制作だと思っていたら、

うちで使っている粘土をこねる、

真空土練機のポンプが壊れました。




一度修理してもらいましたが、また壊れ、

急きょ、真空土練機のポンプを買うことに。

安くないです・・・・。



これで大丈夫と思ったら、

今度は、ロクロが回らなくなってきて、壊れました。




制作ができな~い!!




このロクロは2年前に前のロクロが壊れ、買ったものです。







明智鉱業さんに連絡し、メーカーの営業の方が来て、

見てくれることになりました。




それまでの間、蝋付けしたり、釉薬掛けなど

ロクロを使わない作業をしてました。


そして、営業の方が修理してくれ、ロクロが直りました!




よかった~!




電機系の故障でした。




さあどんどん仕事しなくちゃと思ったら、プリンターが壊れた…。

展示会前の一番必要な時なのに。




仕方なく、プリンターも買うことに・・・。


CANNONのPIXUS MP630に決めました。

本当は、器と料理の写真のために、A3ノビもプリントできるものが欲しかったのですが、

スキャンも仕事に使うので、スキャンもでき、

写真もそれなりに奇麗で、コピーもできる複合機にしました。


前のが古かったので、写真が奇麗で感動しましたよ。


今、宛名印刷や、パンフレット、レターを制作しプリントしてます。



私の事務仕事にはありがたい買い物ですが、

出費が続いて痛いです・・・。




時間が迫っている時に限って、こういうことが続くんですね・・・。




これからスムーズに流れだすことを祈ります。  




展示会の案内状を出さないとですが、こんな訳で少し遅くなります。




お許し下さい。




でも、ユアンは作品に対しては妥協はしていません。




こんな状況でも出来る中で、一生懸命に制作しています。

もし都合のつく方は、展示会にぜひお立ち寄りください。

2009/02/04

おいしいランチでした♪

昨年末の膨大な制作を終え、

オーストラリアへの出発前日に

納めた作品たちは、

 

日本橋の

G'drop(ジードロップ)さんにて

1月5日から3月までの間、

おいしい料理と共に

楽しんでいただいています。

  

  

  

  

ここに載せた写真は、

ランチメニューです。

  

  

  

  

  

  

  

ちょっと前になりましたが、

 

オーストラリアから戻ってすぐに、

子供の冬休み中にと思い、

1月7日に家族全員で

ランチをしてきました。

  

おいしかったですよ~♪

    

ダディの器で料理が出され、

子供たちは、ちょっと興奮して、

賑やかなランチとなりました。

  

スタッフの皆さんの

忍耐力に感謝します。

  

家族みんなの記念写真も、

撮ってもらっちゃいました☆  

  

G’dropさんでは、

3月末までユアンの器で料理を楽しめますので、

もし興味があり、都合のつく方は、

足を運んでみてはいかがでしょうか?

  

お料理も器もぜひ楽しんでいただきたいです。

  

ユアンの器つくしですよ。