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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



ラベル 制作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2020/06/15

工房で制作する日々・・・




コロナの感染予防のため、自粛が続いていましたが、
5月20日にWEB版の益子陶器市は、とても盛況のうち無事終了いたしました。

ありがとうございました。


陶器市が中止になり、販路が閉ざされてしまい途方にくれましたが、
WEB版で開催が決まり、参加させていただきました。
新たなご縁もあり、とても貴重な経験となりました。

これを今後の活動にいかしていきたいと思っています。



工房で制作する日々に戻り、たまった粘土の再生をしました。

新たな作品をお楽しみに!



  



2014/08/08

難しさ・・・




先日、
猛暑の中、窯焚きをしました。





窯小屋のすぐ外が38℃でした。
だから窯の前は、
熱くて、暑かったです。










ユアンは、
熱中症にならないように、
たくさん水分補給していました。














そして、窯出しの日、
作品は、とてもいい緋色です。
つやもあり、
なかなかの焼き上がりでした。








ティーポットの大と小は
いくつか大丈夫でしたが、

でも、
残念なことに、
急須やコーヒーポットが
全滅でした。

注ぎ口の周りに、ヒビが・・・。

作品を素焼きせず、
生から焼いているので、
釉薬をかけた時に、
この部分に釉薬が溜まり、
粘土にしみ込み過ぎてしまい、
焼いた時に、
ヒビが入ってしまいました。

天気がいまいちだったので
釉薬をかけた後すぐに、
作品を天日干しできませんでした。
だから、釉薬がすぐに乾かず、
粘土にしみ込み過ぎたようです。

ユアンは、
本当にがっかりしていました。

特に、
手間や時間のかかった作品だけに
とても残念です。
制作時には湿気が大事でしたが、
釉薬掛けでは、
それが裏目にでました・・・



釉薬の掛け方や、タイミングを
これからどうするか、
考えていきます。

新たな課題です。

悔しいけれど、がんばります。




2014/06/24

梅雨の制作


最近なかなかブログが書けず、すみませんでした。

梅雨のジメジメ、
不快な方も多いと思います。

私は天然パーマなので、
髪の毛がうねって大変です・・・。

でも、この湿気のおかげで
制作しやすい作品もあります。




マグカップなど
取っ手のある作品もですが、

特に、
取っ手や注ぎ口など
取り付けるパーツが多い
急須やティーポットなどです。






本体の部分と取り付けたパーツの
乾燥の速度が違いすぎると、
付け根のところから
ヒビが入ってしまいます。

梅雨時は湿度が多いので、
急激な乾燥をせず、
ゆっくりと作品を乾燥できるので、
急須などの制作に適した季節です。











ユアンにとって、久しぶりの急須の制作です。
以前のものと取っ手のデザインを変えました。

焼き上がりが楽しみです。








2011/06/09

長野で作陶・・・



実はユアン・・・
単身赴任しています。


以前のブログにも書きましたが、
長野の友人が、
ユアンのデザインした窯を建て、
震災後、窯も工房も使っていいと、
ずっと言ってくれていました。


自分の工房と窯を建てるのに
まだ時間がかかるので、

注文の作品を制作するため、
工房を使わせていただき、

平日は長野へ、
週末はみなかみで家族と過ごす
という生活をしています。




窯を建てる技術や知識もあるので、
益子で窯の修理のバイトでもしたらと
言われたりもしましたが、

何よりも自分の作品で
収入を得られるのが一番なので、
注文の作品を制作し、

家族のため、未来の工房のため
ユアンは頑張っています。



夜にSkypeを使い、家族で話しています。
明日の金曜日の夜には戻ります。

みんな楽しみに待ってるよ。

ユアン。

2010/11/17

開けました!!

今朝、窯を開けました!


まだ手前の上が見えただけですが、
いい感じの緋色です♪

さてさて、
どんな焼き上がりでしょうか?
歓喜の声は上がったのでしょうか?

今、お見せできるのは、ここまでです。
ふふふ。

海老屋美術店での個展で
この作品が並ぶ姿が目に浮かびます。

楽しみですね~♪

2010/10/18

バランス!

急須の持ちやすさ、
注ぎやすさの条件は、
取っ手と注ぎ口の角度が80度、
そして、

バランスです。

もちろん他にもありますが・・・。


写真のように
急須が立つことで、
取っ手と注ぎ口の延長線の接点が
中心になっていることが分かります。

これが中心になっていなければ、
バランスがとれず、
立つことができません。


このバランスが、
急須を持った時に、
ストレスが少なく、持ちやすく、
そして注ぎやすくなります。


ユアンにとって、久しぶりの急須の制作。
もちろんまた、左利き用も制作しました。

並んで置かれた姿が妙にかわいい、
と思う私でした。

焼き上がりが楽しみです。




P.S.
ところで、
少し前に、このブログのテンプレートを変え、
背景にユアンの器のアップ写真を使ったのに気付きましたか?
ちょっとカスタマイズしてみました。

2010/09/13

カップ&汲み出し ~Cups and Cups~

昨年ユアンは、
詰まり過ぎたスケジュールや
立て続けの個展や、
重なる締め切りなどで、

後ろから追われるように
常に制作をし、
心身共に
疲れてしまったそうです。





だから、
自分のペースや陶芸への思いを取り戻すために
今年は個展などを少し控え、
制作スケジュールを変え、
締め切りに追われる制作を止めることにしました。

色々待っていただいたり、
経済的にも大変ですが、
気持ちが穏やかに満足して制作できるので
作品にもそれが表れている気がします。

今現在は、
カップ&ソーサーと
汲み出しの制作を進めています。

飛び鉋をほどこし、印を押します。

今年の 干支の印は、
トラの縞模様です。

縞模様を引きたてるため
印に黒釉を付けます。

相変わらず、
芸が細かいユアンです。(笑)





取っ手を付け、乾燥。

ユアンは、
取っ手を上の縁からつけるので、
台などの縁に伏せて置きます。











付けた取っ手が
少し固まり、
上向きに置けるまで、
工房は、こんな状態です。









ソーサー(受け皿)は、
カップの高台のくぼみを
付けたくないそうです。

くぼみを付けると、
カップを置いた時、
安定しやすいですが、

くぼみを付けないと
なめらかなラインとなり、
カップの受け皿だけでなく、
皿としても使えます。

どちらがいいかは、
人の好みにもよりますが・・・、
これは、ユアンのこだわりですね。


今年のデザインの
カップ&ソーサーです。


カップ自体を
ユニバーサルデザインにし、

取っ手を付け、カップに、
取っ手を付けず、
汲み出しになります。

出来上がりが楽しみです。
  

2010/07/25

ここ最近の暑さの中・・・

暑い日が続いてますね。
かと思うと、
すごい夕立になったり。

雷が大好きなユアンは、
見物して楽しんでますよ・・・。

オーストラリアでも雷が多いので
少し懐かしんでいるようです。




子どもたちの夏休みが始まり、
家が昼も賑やかになりました。

休みと言っても、
子供たちは、様々な活動をしています。

ラジオ体操、合唱部の練習、
部活活動、プール、
そして山のような宿題!!!

休み中の方が忙しいくらいかも?!




ユアンは、作品制作を
どんどん進めています。

この前作ったマグカップはもちろん、
サンプルなど色々な新しい作品も
デザインし制作しています。


先日、それらを窯詰めしました。








とても暑い日で、
玉の汗をかきながら、
作業していました。


Tシャツも汗でびっしょりでした。


レンガを積んで、
窯のドアを閉めていきます。


さてどう焼き上がるか、
窯焚きが楽しみです。




It has been very hot here recently.

We sometime have thunder storms,
Euan loves to watch the lightning.

It reminds him of his home, Australia.

The kid's Summer holidays have started.
But they have to go to school for their clubs and swimming pool.
And they have a mountain of home work!!

Euan has made mugs and many samples of new works.
He packed them in the kiln and closed the door with bricks.

He is really looking forward to seeing the results of the kiln firing.

2010/07/15

Mugs!!


やっと梅雨らしいこの頃、
みなさんいかがお過ごしですか?


この湿度、蒸し暑さ!
そして洗濯物が乾かない!!

梅雨は必要と分かっていても、
過ごしにくいのが
正直なところ・・・。


しかしこの時期、
取っ手ものの制作には
ちょうどいいんです。

湿度が多いことで、
ゆっくり乾燥していきます。
そうすることで、
取っ手のつなぎ目に
ヒビが入りにくいのです。






だからユアンは、
マグカップの制作に励んでます。

直線のものと、曲線のもの2種類を
もくもくと制作してます。


ユアンの取っ手作りは、
リボン状のものをただ付けるのでなく、
一つ一つ粘土を付けて、伸ばして作ります。
こうすると取っ手の強度もあがり、
そして生きいきとした、
張りのある取っ手に仕上がります。



取っ手を付けて、
しばらく逆さに乾燥させます。

こうすることで、
重力により、取っ手は自然なカーブになり、
持ちやすい形になります。




このカップで飲むカプチーノは最高ですよ~♪




私事ですが、
6月29日の誕生日を
家族に祝ってもらいました。

年を重ねるごとに
小さな幸せが
いっぱい増えていきます。

みんなありがとう。






7月7日の七夕には、
みんなで飾り付けた竹を立てました。

子供たちは、
色んな願い事を書いてましたよ。(笑)


願いが天まで届くといいね。



みんなが元気で幸せでありますように。

2010/06/28

窯出し

先日の窯焚きの作品が
焼き上がりました !


窯を開ける時は、
いつもドキドキです。



さて、今回の作品は
どう焼き上がったのでしょうか・・・。

楽しみですねぇ♪







窯に入れていたゼーゲルは、
この通りです。

ゼーゲルは、火前でなく、
温度の少し低めの
手前に置いています。

でも、
8番、9番は完全に溶けて倒れ、
10番もちょうどよく
溶け曲がっています。





ゼーゲルはそれぞれ
8番は1260℃、
9番は1280℃、
10番は1300℃に反応し
溶けて曲がり、
温度が分かります。

空気中の温度は温度計で測り、
作品の蓄熱温度をゼーゲルで測るのです。


ユアンは1300度まで温度を上げて
窯焚きをしているのですが、
マグマの温度の1200度より高いです。(笑)


でも、この1300度まで上げるか上げないかが、
灰が溶けるか、溶けないかの違いになります。

ただし、
灰の溶ける温度に達していなくても、
長い時間窯を焚くことで
灰を溶かすことができます。

つまり温度を1300℃まで上げられない分、
1250~1260℃くらいで長く焚いて、
灰を溶かすことができるということです。

実際に、そう焚いている人は多いです。

窯焚きをすると
1100度まで温度を上げるのは、
それほど難しくないのですが、
そこから温度を上げていくのが難しいです。

ユアンは素焼をせずに、
作品を生で本焼きをしているので、

573℃で硅石の結晶が
α系からβ系に化学変化するまでは、
温度をゆっくりと
急激に上げ過ぎないよう気を付けています。
(1時間に100度弱くらいずつ)

そこを過ぎると
1時間に100度以上で上げていきます。

本当はもっと上げてもいいのですが、
このくらいのペースが
窯にも、焚く人にも優しいそうです。





ユアン窯は
少しのコツと、薪が乾いていれば、
どんな薪でも温度が上がります。

よく勘違いしてしまう人がいますが、
登り窯や穴窯とは焚き方が違います。

ユアン自身は、
あまり灰を被らせ過ぎないように焚いていますが、
穴窯のように、灰被りを多くすることもできます。


薪を詰め過ぎず、
オキがたまり過ぎないようにして、
窯が窒息しないよう気を付け、
温度・炎・気流の流れを見ながら
窯を焚いています。

時には、窯が温度を上げたがっているのを、
上がり過ぎないよう
押さえて焚くこともあるんです。






窯焚きを炎との戦いのようにする人がいますが、

ユアンは窯と炎と協力し合い、
作品を作り上げています。



作品から、ユアンと炎のハーモニーが聞こえてきそうです♪

2010/06/23

窯焚き


今朝、 5時30分に火を入れ、
窯焚きをしています。


今日から2泊3日で、
長男が茨城県にある
臨海学校に行きました。

長女は部活の朝練があり、
他の子供たちも、今日は早起きでした。
(めずらしい・・・笑)


ただ、
末息子は週末に高熱を出し、
熱が下がったと思ったら、
今度は蕁麻疹に・・・・。

保育所はずっとお休みして、
また病院に行ってきました。

どうやら、風邪のウイルスのせいで
治りかけに蕁麻疹になったようです。

早く良くなるといいな・・・。


私たちが家に戻ると、
ユアンは、窯焚きをしながら、
シャベルで何やらやっていました。

見ると、
窯場のわきに溝を掘り、
レンガを敷き、
手作りの側溝を造ってました。

雨のたびに、
庭の土が流され、
少しずつ積もっていき、
柱が土で埋もれて、
もろくなっていました。

これで少しは、良くなることでしょう。




窯は今、1250度です。


この作業しながらなので、


これからソーダ灰を入れていきます。



ソーダ灰を水に溶いて、
霧吹きで入れていく人もいますが、

ユアンは、
熱湯に、おが屑とソーダ灰を入れ
よくかき混ぜます。




それを薪の上にのせ、
窯に入れます。

薪と一緒に燃えながら気化し、
作品に被っていくのです。

1時間半くらいかけて
ゆっくりとソーダ灰を
入れていきます。









そして、あと何時間かで
窯焚きが終わります。

ユアンは汗びっしょりになって、
頑張っています。




焼き上がりが楽しみです。

2010/06/22

雨の合い間の窯詰め

工房から窯まで
距離が約20mあり、

作品を運ぶ時に
雨が降ると、
作品に雨が当たって、
釉薬がはじけたり
作品にダメージが出てしまいます。


だから、梅雨時は特に
雨の合い間に窯詰めします。




前日に作品を乾燥させた時に
窯の棚もきれいにし、
アルミナでコーティングし、
乾燥させたので、
限られた時間で
スームーズに窯詰めができます。



窯詰めは、作品に隙間が空き過ぎても
窯の中で温度差ができてしまい、
焼き上がりにムラができてしまいます。

窯焚きの時に、作品自体も熱を蓄熱し
温度を保ちつつ上げていくのです。

このくらい作品が詰めてあると、
灰があまり被らないと思う方もいるようですが、
そんなことはありません。


窯詰めの時の作品の並び方や、
ドラフトの調節や、焚く時のコツで
穴窯にも劣らず灰を沢山被らせることもできます。

ただ、
ユアンは、彼の作品のデザインで
あの独特のオレンジ色を出すために、
灰を被り過ぎないよう調節してるだけです。


ユアン窯のテクニックについては、
今ここでサラッと書くのでなく、ちゃんと書きたいので、
また別に機会に詳しく書きたいと思います。



この写真は、
この前の父の日に
末息子からもらった似顔絵です♪

似てるかも・・?!

他にも、以前から欲しかった
アイスクリームメーカーをプレゼントされ、
大喜びのユアンでした。

早速、
友人から頂いたバニラビーンを使って
本格的なバニラアイスクリームを
作ってくれました。

とってもおいしかったです♪

いつも、子供たちの父親として、
そして私の夫として、
本当に頑張っているユアン。

感謝でいっぱいです。

いつもありがとう。

Happy Father's Day!

2009/09/15

制作再開・・・


ユアンは 扁桃腺炎から
やっと回復し、
制作を再開しました。


約2週間制作ができず、
それも個展直前の・・・、
制作が遅れてしまいました。



まだ無理はできないので、
制作はしても、
なかなか思ったようには
スケジュールに追い付きません・・・・。




それまで作った作品の
高台削り、釉薬掛け、ロウ付け、

そして粘土を準備し、
またロクロで作品の制作。



もちろん窯焚きもこれからです。



個展の作品とお食事会の作品とで、
個展2つ分の作品を仕上げないとです。




無理して体を壊すほど制作しても
生活するのも大変で、
それがストレスとなり、
制作にも影響を与えます。

今年は間隔が短く個展があり、
その制作だけでなく、
個展期間中は制作はできず、

また、草刈りや
その他の雑務もしながら、
子供の行事にも参加し、
時間が足りない上に、
体を壊して制作ができませんでした。


これまでのやり方を色々
考え直すべきなのかもしれません。




仕事、家族、生活、すべてを含めて制作し、
そしてユアンの作品が生み出されてきます。

作品は器であり、そしてアートであり、
ユアン自身でもあります。

作品を使っていただいた時に、
そんな気持ちや思いを
感じてもらえたら、とても幸せです。


だからこそ、
ユアンが気持ちよく制作できることが大切なのでしょうね。



仕事を後回しにしても、
生きていくことや、家族を大切にするユアンは
私の尊敬できるパートナーです。

共に歩んで行く道は、平坦ではないけれど、
後悔はないです。

ユアンと一緒に歩め、そしてこの家族で幸せです。

ユアンに会えてよかった。