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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2007/09/30

秋の味覚♪


秋の味覚、栗 ♪

おいしそうなのが手に入りました。 

栗と言えば、栗ご飯!! 

私の実家での栗ご飯は
いつもお赤飯に
栗が入っていました。 


でも実家を離れ、レシピ本で見ると
白いご飯に栗という栗ご飯もあり、
他にもあることを初めて知りました(笑)  



さて、どんな栗ご飯にしようかと
ユアンと二人で思案し、
妹から貰った
有機栽培の黒米があったので
これを使うことにしました。 


栗の虫が苦手なので、
水に1時間ほど栗を入れて、
それから皮をむきました。

水につけておくと、
渋皮も簡単に剥けるので一石二鳥です。   



炊き上がった栗ご飯はとてもおいしくて、
子供達にも大好評でした!! 

それから、
近所の方からいただいたサトイモと
ラムのうす切り肉で肉じゃがならぬ、
「ラム・サト」をユアンが圧力鍋で作り、
一緒に食べました。

おいしかったです!!

やっぱり、味覚の秋ですね ♪
おいしいものがいっぱいで、
幸せな気持ちになれます。

         




<< 栗ご飯 >>  

米         3カップ
黒米       1/3カップ
栗(皮をむたもの) 200g
だし汁      600ml
塩        小スプーン 3弱

米をとぎ、ざるに入れ30分~1時間置く。
釜に米と他の材料を入れ、
炊飯器のスイッチを入れる。
炊き上がったら15分ほど蒸らしてから
かき混ぜて出来上がり。 


とっても簡単です。   




<< ユアン 肉じゃが (ラム・サト) >> 

さといも(皮をむいたもの) 600g
ラム肉(スライス)   350g
玉ねぎ         200g
ハチミツ         大スプーン 3
みりん         大スプーン 6
しょう油         大スプーン 6
しらたき         200g
水            750ml 


圧力鍋に全ての材料をいれ、火にかける。
蒸気がシューシュー出てきたら、火を弱め10分間煮る。
火を止め、少し冷め弁が下がったら、盛り付けて出来上がり。  



2007/09/22

窯 一丁上がり!!


「山椒は小粒でピリリと辛い!」

ユアンの窯はそんな窯だと、

私は思う。  

小さくて、コンパクト。 

大きな窯と違い迫力や面白みがないように

思われることもあるけど、

秘められた可能性は計り知れないです。

   

よく薪窯での窯焚きは、

炎との戦いと言われるけれど、

この窯はもっと穏やかで、

炎を通して窯と焚き手とのやり取りのように思えます。


一般に薪窯で使われる薪は

約10トンですが、

この窯は400kg程で焚けます。

 


薪のためにわざわざ木を切るのでなく、

廃材・端材を使って焚けます。

  

ユアン自身の作品には、

灰を被せ過ぎないようにして焚いているので、

この窯はあまり灰が被らない

というように誤解されることもあるけど、

そんなことはありません。 

灰を被らせるように焚けば、

14~5時間で、

穴窯で3日3晩もしくは

それ以上の日数で焚いたものと

同じくらい、灰が被ります。

   

「地球環境を考えるなら、陶芸をやめるべきだよ」

と、ある時そう言われたことがあります。

 

私たちが生活するうえで

エネルギーを使ったり、

二酸化酸素を排出したりは

避けられないです。


でも、最小限に抑えていくことは出来ます。

 

化石燃料を使うのでなく、

もっと薪に対して責任を持ち、

もっと意識を持ってやっていくことに意味がある。

 

この窯を設計したのはそんな理由もありました。

  
今回の窯造りのワークショップは

計画していた通りでないことや、

本当に色々ありました。

 



でも参加者の方たちは真剣に参加し、

一生懸命窯を造り、

何か強い絆で結ばれたようでした。

  

毎日土埃で全身汚れて、

疲れ果てて帰ってきましたが、

 

ユアンの多くの思いも

伝えることができたようです。

 

お疲れさまでした。

       

このワークショップの過程がユアンのブログに書いてあります。

ユアンが合い間に書き、英文ですが、

もしよければご覧下さい。

Euan The Potter  

http://euancraig.blogspot.com/

2007/09/18

窯造りワークショップが始まりました!


17日から益子で
窯造りワークショップが始まり、
ユアンはそこでユアン窯を造り、
指導しています。
 
もう1人の講師は
日下部正和さんで
最近「日本の薪窯」という本を
共同執筆し、出しました。


   
2種類の窯を造っていくので、
参加者の方には
興味深いものになると
いいなあと思います。
  
今回の参加者の中で
私のブログを見て下さっていて、
リンクのホームページから
このワークショップを知り、
参加して下さった方もいるそうです。



うれしいです ♪ 
  
さてワークショップでは、
コンクリートの床が
平ではなかったので、
初日は基礎の修正から
始まりました。
 
それぞれが違う方法で
均一した基礎造りをしたそうです。
 
ユアンはコンクリートと
モルタルで平らにし、
翌日からレンガを積んでいきます。 
 
もう1つはモルタルを厚めに敷き、
レンガを平らに置いていきました。
 
最初のコンクリートが平であれば、
いらない作業ですが、

こんなハプニングも将来的には
知っていて得する知識だと思います。

転んでも、ただでは起き上がらないのがいいですね。(笑)    

何事も基礎が大事です。

ここがズレると
全てが歪んでしまいます。
 
ふと、
私は自分の子供達に
どんな基礎を作って
やれているのだろうか?
と思ってしまいました。
 
それぞれが自分で高く、
強く、大きく伸びていけるような
そんな基礎を
作ってあげられているのだろうか?
 
とにかく頑張るしかない。
そして見守ります。
 
子供たち、大きくなれよ~!!

2007/09/11

こんな近くに国産レモンが!!

普段利用している
クリニックの月間通信に

「レモンに使われている薬品は
皮だけでしょうか?」
という問がありました。

答えは、
中身にも滲み込んでいる。
のだそうです。
  

レモンはほとんど輸入されてます。
と言うことは、
薬品もいっぱい使われている・・・・。
恐ろしい~。
  
じゃあ、国産レモンを買おうと思ってスーパーを探しても、
チリ産とかカリフォルニア産でほとんど見当たらない。
 
ところが、近くの八百屋さんに行ったらあったんです!!
 
レモンが売ってるので
「どこ産ですか?」と聞くと。
「国産です。芳賀産ですよ。」と。

芳賀町は隣町です。
この辺はゆずを作っているのは知ってましたが
レモンも作っていたなんて! うれしい驚きでした。
 
ユアンの育った家の庭にはレモンの木があったそうです。
そのレモンを使って、クレイグ家に伝わる
レシピでレモンバターを作りました。
甘酸っぱくて、おいしいんです!!
 
これをアイスクリームやヨーグルトや
トーストなどにつけて食べると
爽やかにおいしいです。
 
これをドロップ・スコーン
(ホットケーキ)に掛けて、
手作りバターをのせたら最高でした♪
 
バタ-もクリームを子供たちが交代で
振って、振って作りました。

ドロップ・スコーンも卵を卵白と卵黄を分け
それぞれよく泡立てたので
ふんわりと仕上がりおいしかったです♪
  
子供たちも沢山食べました。
絵本の「チビ黒サンボ」程まではいきませんでしたが(笑)

   
<< レモンバター >>
レモン  3コ
砂糖    375g
バター  125g
卵     3コ  

① レモンをよく洗い、黄色い皮を
  細かい刃のものですりおろし、
   ジュースを絞ります。
② 弱火で湯せんに掛けた鍋に
   レモンの絞り汁を入れ
  バターと砂糖を入れ、
  砂糖が溶けるまでかき混ぜます。
③ 卵をよくかき混ぜ、
  鍋に流し入れかき混ぜ続けます。
④ トロンとしたら火を止め、
  煮沸消毒しておいた瓶に入れ蓋をし、
  冷めたら、冷蔵庫に入れ保存します。 

☆ 蓋を開けたら早目にお召し上がり下さい。