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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



2012/04/25

益子春の陶器市!

4月28日(土)から5月6日(日)まで
益子陶器市が開催されます。



今年もユアンは出店します♪

場所はいつもの
陶房ましやま」の
店舗前駐車場です。

元気に頑張るユアンの笑顔が
見られると思いますよ。

ご都合の付く方は、
ぜひお立ち寄りください。

みなさんにまたお会い出来ることを
とても楽しみにしています。












窯作りの進行具合は、

前の窯のレンガを再利用し、
窯を作っているので、
劣化した部分のレンガを削ったり、
切ったりしながらの作業で、
時間が掛かります。












でも確実に、
窯の完成が近付いています。

とても楽しみです♪

2012/04/04

窯小屋作り・屋根

やっと、スライドショーができたので
 窯小屋作りの様子をお見せできます。





ついに、
レンガなど材料を準備し、
これから窯作りの作業に入ります。





 
レンガ運びを
子供たちが手伝ってくれました。



みんな本当にありがとう。













Thank you  Raku, Lee, Jean and my kids.


2012/03/11

1年・・・



あれから1年・・・。

あの日、2011年3月11日は、
多くの人の人生や生き方を変えたと思います。


ニュースを見るたびに涙があふれ、
でも何もできず、
自分の無力さに思い知らされ・・・。

そしてまた、多くの人が元に戻ろうと、
もがきながら懸命に努力していると思います。

もがいても何もできない事もあると思います。
もがくことさえできない事も・・・。


先も見えず、本当に疲れた・・・。



つらい時に、ユアンに言われました。

「あの日を思い出してごらん。
大変だったけど家族の無事を確認した時どうだった?
何が一番大事か分かったでしょう。

今、自分のそばに、
その大事な家族が無事で一緒にいるでしょう。

すごく幸せなことです。
だから、大丈夫です。」



あの日、
私は益子陶芸美術館の職員として働いていた。

あの時、
震度6強に地震の中、
家族の事が心配だった。

停電、水道も止まり、電話も不通。
カーラジオからは津波の報道がパニックのような声で流れるだけで、
ほとんど情報が得られなかった。

来館者たちを安全な場所に避難させ、
大型バスの迎えが来るまで落ち着いていられるよう配慮しました。

やっと仕事を終え、
子供の迎えに帰宅する道は

信号機のライトは消え、
屋根の瓦は崩れ、
塀のブロックや大谷石が崩れ、
墓石は倒れ、
そして続く余震の中、
それらに反し、とても静かだった。


不安がいっぱいで車を運転し帰宅すると、

「まみぃ~!」と、
 庭で子供たちがニコニコと迎えてくれた。

「マミィが無事でよかった。」
と末息子は泣きだし、家族みんなで抱き合った。

私は涙でみんなの顔がにじんで見えた。
みんな泣いて、笑っていた。



私は、なんて弱気になってたんだろう。
大切な事が見えなくなっていた・・・。



大変な事があっても、がんばれば何とかなる。
何ともならなかったら、違う方法もある。
何も方法がなかったら、ちょっと脇においてもいい。
ちょっと休んでもいい。

この子供たちの笑顔に囲まれている事を忘れちゃいけない。

ああ、がんばろう・・・。



子供たちの笑顔や、
家族や友人たちの励まし、手助けがあり、
本当に多くの人に支えられ、自分は一人じゃないと思え、

また頑張る力が湧いてきました。
また笑う事が出きました。

大丈夫、何とかなると思えるようになりました。

心は弱い、
けれど、心は強くもあるのですね。





今まで多くの方々に励まし、助けていただきました。

まだまだ再スタートするには先が長いです。
でも、ゆっくりですが前に進む事が出きました。
本当にありがとうございます。


そして、
東北大震災で亡くなった方、
まだ行方不明の方、
心よりご冥福をお祈りします。

いまだに避難生活の方、
復興しようと頑張っている方、
どうか平和と安心が得られる事をお祈りします。

頑張って生きる、幸せに生きる事に
後ろめたさを感じないでください。
幸せに笑顔で生きる事が何よりも
失った方たちへの追悼になるはずです。




今日は、
家族みんなで普通に過ごします。
普通という幸せを味わいます。



2012/02/23

Mashiko Potters Recovery Exhibition

2月27日から、
東京アメリカンクラブの
フレディリック・ハリス・ギャラリーにてグループ展を行います。

案内状の数に限りがあり、
お送り出来ない方には、申し訳ありません。
ここで、お知らせをさせていただきます。

ご都合のつく方は、ぜひお立ち寄りください。



新しい地、みなかみ町での
再スタートの第一歩となる、
展示会となります。

まだ窯がないという
陶芸家としては、
とてももどかしい状態ですが、
窯が建ちましたら、
初窯展を必ず行いたいと思っています。


 


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Mashiko Potters Recovery Exhibition

2012年2月27日(月)~3月25日(日)

11:00am--9:00pm 期間中無休
(最終日3月25日は 5:30pm 閉場)

フレデリック ハリス ギャラリー (B1F)

〒106-8649
東京都港区麻生台 2-1-2
Tel: 03-4588-0381



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2012/02/14

なかなか進みません・・・

窯場の基礎が出きました!


うちの猫も気になってるようで、
チェックしてますねぇ~。



次に、
窯小屋を自分たちで建て、

そして、
窯を建てる予定です。









ここに煙突! 




ここは焚き口!














でも、
うれしくて、ワクワクしている
ユアンの気持ちとは裏腹に、
なかなか作業は進みません・・・。


それは昼間でもマイナスという
寒さと、雪。

雪のモンスターが今にも襲い掛かろうと
狙っているようです。




考えた末、
2月27日からの展示会に
間に合うように窯を建てる事は
諦めました。



出来る事からしていきます。

焦って、中途半端なものにも
したくありません。


経済的な理由で
新しい材木を買うのは無理なので、

私の両親が実家の納屋を立て壊した時に、
柱や材木を取って置いてくれたので、
それを再利用します。

友人が泊まり込みで手伝いに来てくれ、

シロアリにやられて使えない材木は
薪として取り除き、
使える材木を選別しました。
軽トラで少しずつ運び、
雨風の掛からない場所に
材木を置き、作業しないとです。

いい場所がありました。
奥の床に穴があいていて
まだ使えない部屋です。

これから、柱を図り、
切り込みの作業をと思っていたら・・・。
子供たちが次々と風邪を引き、
ついに私やユアンまで。

ユアンは扁桃腺の近くが腫れ、
なかなか熱が下がりませんでした。

神さまが休めと言ってるようです・・・。 


思ったようには進みませんが、
それでも前に動き出しました。

多くの方の助けがあったおかげです。
本当にありがとうございます。


2月11日は、二男Rの誕生日でした。
10才になりました。


昨年は、色々あり大変だったけど、

これからここで年を重ね、
笑ったり、怒ったり、泣いたりしながら、
多くの事を経験し、学び、
成長していくことでしょう。

一緒に頑張ろうね。

Happy Birthday.




Thank you, Raku.