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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



2007/11/13

得意?! 不得意?!


人には何かしら、
得意・不得意があると思う。


例外にもれず、ユアンにもある・・。





ユアンの得意なこと:  

もちろん陶芸、料理、歌、
ジョーク、言葉、教えること、手伝い、
さりげない気遣い、家族思い、
自分で色々してしまう、集中力、
好きなこと・興味あることへの追求心
暑さなど・・・・。    



不得意なこと: 

ケンカ、競争、床に座る生活、
人に助けを求めること、コンピューター、
地図である地点を指差すこと(指が太い・・・)
一度に色々出来ない、
寒さなど・・・。

      

人を助けたり、手伝うことはできても
人に助けを求めることが下手なユアンは
自分で薪窯をデザインしました。  

一般的な薪窯、登り窯や穴窯は
何日間も交代しながら焚いていくので、
1人では焚けません。  

でも、地球温暖化に拍車をかける
化石燃料を使うより、
薪窯にこだわりたかったので、

1人で、一日で、省エネで、効率よく焚ける
薪窯をデザインしました。  


乾いていればどんな薪でも焚ける窯。
薪のためにわざわざ木を切り倒さなくていい窯。  
大量の薪を使わなくていい窯。  

最初のデザインした窯は、うまくいかず全部壊し、
一からデザインし直しました。
そして今のユアン窯が出来たのです。  

もう13年前になります。      

この窯のデザイン図は、造りたい人へ差し上げています。

陶芸の雑誌、「Ceramics TECHNICAL Vol.17」
に記事も書き、載りました。
同じ文を英文ですが、
ユアンのホームページのエッセイにも載せています。
Euan Craig Gallery エッセイ:Responsible Wood   

この小さな窯で環境を変えることは出来ないけれど、
環境保護について意識を高める手助けになると思います。

    
友人がユアン窯を造り、
その手伝いをしに行き、
昨日長野から戻りました。 

先月は窯造りのワークショップと、
窯焚きのワークショップ、
色々な方がこのユアン窯に
興味を持ってくれるようになりました。  

今では、日本国内はもちろん、
オーストラリア、アメリカ、チェコなどでも、
この窯が造られ、焚かれています。    

不得意なことから生まれた必要性を、
得意なことへ変えていく・・・。

改めてユアンのパワーを感じたこの何週間でした。  

結婚してもうじき14年になりますが、
まだまだこれからも驚かされることがあるでしょう・・・・。   

あなどれないオージーおやじ。

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