2009/03/20
2009/03/08
光と影のごとく・・・

ユアンは現在、益子町の
Kyohan Six Galleryで
個展開催中です。
平日に、ユアンは工房で製作し、
週末の午後に会場に行っています。
栃木県内では4年ぶりですが、
約10年ぶりとなる益子での個展。
友人や色々な方が足を運んで下さり
とてもうれしいです。
器たちもスポットライトを浴び、
照れくさいけど、誇らしげです。
妥協して簡単な道を選べたけど
作品に対し、まっすぐに向い、
けして簡単ではない道を
歩んできたユアンです。
「正しい道は簡単とは限らないけれど、
正しい道だから・・・」
と、ユアンは笑って言います。
あの時・・・妥協していたら、
この作品たちは存在しなかったでしょう。
個展などで皆さんが触れる、
スポットライトの光を浴びた作品。
そして、地道な作業から生まれる
作品の制作過程。
光と影のようです・・・。
こういう部分も知ってもらえたら、と思ったのが、
私がこのブログを書き始めたきっかけでした。
それに、焼き上がるのを待つ
作品たちの表情も素敵だな
と思います。
この表情も紹介したかったんです。
キラキラしてる気がします。
制作の過程一つ一つが大切で、見落とせません。
まるで育児みたいです。
子どもが大人に成長したら幸せになるのではなく、
その成長過程一つ一つが小さな幸せであり、
それを見逃したくありません。
もちろん簡単でないこともいっぱいですが・・・。
どんな時も笑えることって、簡単のようで難しかったりしますが、
ユアンにとってジョークは、光も影も関係ないようです。(笑)
でも、同じ時間を過ごすなら、私も笑っていたい。
光が当たっていても、いなくても。
2009/03/01
地球兄弟
もう前になりますが、2月9日にTBSで、
「熱血!地球教室2009 ~カンボジアで夢と希望の特別授業・・・
地雷に負けるな子どもたち」 という番組をやってました。
http://
観始めて、すぐに子供たちに見せたいと思い、録画しました。
後日子供たちに見せ、子どもたちはショックだったようでした。
以前から「世界がもし100人の村だったら」なども見たり、
そのような本を読んだりはしてたけど、
改めてまた異なる環境に驚いたようでした。
学校に行くこと、食べることさえ難しい子供たち。
学校では、日本では当たり前にある楽器やコンピューター、
理科や音楽などの授業さえない。
不発弾や地雷の危険と隣り合わせで、
家の仕事をしたり、遊ぶ子供たち。
それも20年以上も前にばらまかれたもの。
クラスター爆弾や地雷について知っている
日本の小学生はどのくらいいるだろう?
こんなに恵まれて、平和に暮らせることのありがたさ、
そして、そうでない子供たちがいるという現実。
この番組でしていた授業は一回ぽっきりでなく、
定期的にして欲しいな。
また番組で紹介することで、
もっと私たちは知ることができるし、
戦争などの争いをしない平和な世界へ意識を高め、
何か出来ることを行動できるかもしれない。
そこで音楽の授業していた河口京吾の「地球兄弟」という歌を
ネットで検索して 彼の活動を知りました。
地球兄弟プロジェクト
http://
うちで子供たちが、この歌をよ~~~~~く歌ってます。
「来年度、ソウラの合唱部で歌ったらどう?」と私も乗り気で言ったり、
ユアンに英訳してもらおうかな?とも考えてます。
それに私が考える、私たちは地球人だということや、
平和な世界への願いにとても近く、共感しました。
「地球兄弟」は外の世界を色々考えたり、
平和などの意識を高めるいいきっかけであると同時に、
内なる世界へと言うと大げさかもしれないけど、
うちの子供たちが、日本とオーストラリアの重国籍であることに
何も引け目や、不安などを感じて欲しくないし、
これから色々なことに立ち向かわなければならない時に、
自分たちへの確かな自信を持つ、いいきっかけでもあると思ってるんです。
だから、みなさんにもちょっと紹介させてもらいました。