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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



2008/02/14

決まりました!

以前に話していたTVの取材の件で、
放送日が決まりました!!   

2月17日(日)の深夜というより、翌日に明けて
18日(月)AM1:10~1:42
NHK総合 Begin Japanology (ビギン ジャパノロジー)    

ここで書いてしまったのに、放送されないのかなと思っていたら、
連絡がありました。  

終わりの方で1分半程だそうです。

家族や料理のところはなく、
ユアンの紹介とい草を使うところが放送されるようです。    

正直なところユアンだけと聞いて、私はホッとしました。(笑)  
あのおいしい料理は残念ですが、
私たち家族とスタッフの方たちのお腹・・・じゃなく(笑)、
心の内に思い出として納めておきます。  

深夜の番組ですが、もし少しでも観て下さり、
ユアンの作品や彼自身そして思いなどを知ってもらえれば、とてもうれしいです。  

ユアンが行っている緋襷(ひだすき)という技法は
畳で使うい草を作品に巻いたり、
のせたりして窯に詰め、焼き上げます。
14~5年前に独自に考え付き、それ以来ずっとい草を使っています。

伝統のものは藁を塩水につけて器に巻いたりしてから窯で焼きます。  
焼き上がりは藁の方はスプレーで書いたような淡い赤い線が出来ますが、
い草の方がくっきりとした赤茶色の線を残し、
時にはきらきらと輝くような仕上がりになりユアンもとても気に入っています。  

「伝統とは同じことをただ続けていくのでなく、
その知識・技術を使い より良いものや、今に合った形にしながら、
次へとつなぎ・伝えていくことなんだ」
とユアンが言っていますが、
彼は常に学ぶことを続け、前に進んでいるように思えます。

私も子育てをしていて、育児もそうだなと感じます。       



それから、東京ドームのテーブルウェア・フェスティバルも
無事に終わりました。
立ち寄って下さった皆さま、どうもありがとうございました。    

準備が足りなかったこともありますが、ゆっくりなペースだったそうです。
でもとても評判がよく、多くの方とお話しする機会を持て、いい経験となりました。
まだまだ努力するところは多く、少しずつですががんばっていこうと思いました。    

その中で、ユアンの黒釉のお皿に目を留めている二人組みの方がいて
ユアンが話しかけたところ、なんと漆をしている親子の方でした。

その方たちは黒釉が漆だと思っていたんだそうです。
漆をイメージして作った釉薬だと説明すると驚かれていたそうです。  

ユアンはプロの漆職人に漆と間違われたことが、
とてもうれしかったそうです。


  

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