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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2007/10/11

あの窯に火を入れました!

先日の窯造りワークショップで造った
窯を焚きました。

10月4日に窯詰めし、
5日に火を入れ、窯焚きしました。

参加者や講師みんなの作品を入れ、
調子よく13時間で焚けたそうです。

途中、ユアンが少しその場を離れた時に
「ドンッ!」という爆発音がありビックリしたそうですが、
9日に窯を開けた時には何も問題なく
ほとんどロスもなく焼き上がりました。

たぶん、基礎のコンクリート部分で
亀裂が入ったのだろうということですが、
こういうことはよくあり、問題ないそうです。

時には気泡や水分のある作品が爆発し、
周りの作品にも被害が及ぶこともあります。
しいて言えば、密閉を良くしたために 還元で焚くところが、
強還元になってしまったそうです。

左の写真はドアの部分ですが、
新聞紙に薄めた耐火モルタルを塗り
ドア部分に貼り付け、
その上にまた薄めたモルタルを塗りました。
密閉度は高くなりますが、
この窯は、そこまで密閉しなくても大丈夫でした。

この写真、幻想的でなんだか絵のようですよね。

それから、もう1人の講師の
日下部さんが書いてくださりユアン窯は
「釉碗窯」と上に看板が掛けられました。

窯焚きの日、
ユアンはカメラを持って行ったけどメモリーカードを忘れ、
写真に撮れませんでした。(笑) 

窯出しの時には持って行き、
開ける前に少し撮れたそうですが
みんな窯の前にわっと集まり撮れなかったそうです。

私はその集まって興奮しているところを撮って欲しかったな
と思いましたが、仕方ありません・・・。

そういうところも、ユアンらしいです。(笑)

今月25日からは同じ場所で、
窯焚きのワークショップ
「Fantastic Fire」が行われます。

その時の窯焚きに、
もう少しどう工夫すればいいかが分かり、
貴重な窯焚きとなりました。

「毎年1回、このメンバーで集まり、この窯を焚きたい」
と参加者からの声も上がったそうです。

苦楽を共にした、いい仲間という感じですね。 

みなさん、本当にお疲れさまでした。

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