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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2008/12/16

長~い道のり・・・


この乾燥中の作品を見てくださいよ。
 
長~~~~~いでしょう?!

ここまでの「道のり」のようです(笑)


日本橋の「G'drop」さんからのご注文の作品、
ユアンは、がんばって制作しています。
 
時間という壁が、かなり大きいですが…。  
この乾燥は、急激にしてしまうと、
部分的にストレスがかかり、
ヒビが入ってしまいます。

乾燥が足りないと、
窯焚きの時に、
粘土の中の水分が
熱で膨張して、
作品が爆発してしまいます。





現在ユアンは、
これらの作品をロウ付けし、
釉薬掛けをしています。
その後窯詰め、そして窯焚きです。

 
作品が出来上がるまでに、
乾燥や、釉薬掛け、窯焚きなど色々な過程で、
作品がダメになってしまうことがあります。

 
そのために、多めに作品を作り、焼いていますが、
窯焚きのたびに、作品の出来上がりも違います。
だからこそ、出来上がった時の喜びは大きいです。  
それでも常に、次はもっと・・・という思いで
一歩一歩、前へ進んでいるユアンです。
 
その道は平坦ではないです。

時には行き詰まり、
時には疲れ果て、
時にはいっぱいいっぱいで破裂しそうになったり、
時にはあきらめそうになったりします。 

 
でも、
時には歌い、
時には口笛を吹き、
時には瞑想のように無心になり、
時には色々な考えが頭を回り、
時には思い出し笑いで噴き出したり、
そして出来上がった作品に喜びを感じ、
また先へ向かいます。



最近、工房の白板に
ユアンが文章を書きました。

そして、ユアンは一生懸命に
制作しています。

これは私が悩んだり、
心配している時に、
冷静に見られるようにと、
よく言ってくれた言葉です。

今度は自分に言ってるんだね…。

  


「God grant me the serenity to accept
the things I can not change
the courage to change the things I can
and the wisdom to know the difference. 」


「神よ、どうか私に与えたまえ。
変えられないことを受け入れる落着きを、
変えられることを変える勇気を、
そして、それを見分けられる知恵を。」

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