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Welcome to my blog. This blog about my husband, Euan Craig, who is an Australian potter in Japan; about his works, making process, our life style and our family.

Euan Craig    A Potter's Life

このブログへようこそ。

陶芸家の妻、そして母である三日月こと私が綴るブログです。
オージー親父こと陶芸家の夫、ユアン クレイグの作品、制作過程、展示会や
家族との生活や色々な思いなどを書いています。

いわゆる贅沢はできませんが、
日本とオーストラリア両方の文化を取り入れたハイブリッド(?!)の生活をしています。

笑いあり、涙あり、歌あり、ジョークあり、賑やかに、
夫婦と子供たちと猫2匹で暮らしています。



21年間、益子焼きで活動してきたユアン。

東日本大震災で、震度6強の地震に被災し、
ずっと暮らしてきた栃木県を離れ、
私の実家のある、群馬県みなかみ町で再スタートし、
もうじき12年になります。

子供達の成長も含め、色々なことがありました。

まだまだ力が及ばないことも多々あり、
もがきながらも、私たちなりに頑張っています。

多くの方々、友人たちに助けていただき、
今までに色々なご縁に恵まれました。

ありがとうございます。

これからも私たちなりに頑張っていきますので、どうぞ見守っていてください。







2009/07/07

乾燥させなかったり、乾燥させたり・・・


ユアンが熱を出して
制作できなかった間に、
ビニールを掛けたのと、
梅雨のおかげで、
作品は乾燥し過ぎず、
無事に削りや取っ手付けができました。


でも、5日間の高熱、
4~5日間の微熱のせいで、
10日間も制作ができませんでした。

これは、とても痛いです。 




作りたかった作品や、
作らなければばならない作品が
次の個展に間に合うように制作できません。

今できる、精一杯の制作です。





その上、今度は梅雨の湿度で、
削りをした作品が
なかなか乾燥しません・・・。





だからユアンは、
ちょっとした雨の合い間の晴れ間に、
天日干しをしたり、
工房内で薪ストーブに火を入れ、
扇風機を使って乾燥させてます。






乾き次第、釉薬掛けをし、
作品を窯詰めし、
そしてやっと窯焚きです。





作品を乾かしている間に
窯の棚板を削り、汚れや破片を取り、
作品が焼きつかないように
棚板にアルミナを塗っていました。


この作業はガラス片のような
陶器の欠片が飛び散るので、
防具マスクやダストマスクをします。

釉薬の粉末を配合する時も
ダストマスクを必ず付けます。

細かい粉末を吸い込むのは
肺にとても危険です。



安全意識・危険意識を持って作業するからこそ
気持ちよく、安全に制作できるんです。


今ここで無理せず、
でも出来る限り、精一杯に努力し、制作しているユアン。

一つ一つの作業がその作品を完成させるんですね。

一つ一つに思いを込めて・・・。

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