ユアンが熱を出して
制作できなかった間に、
ビニールを掛けたのと、
梅雨のおかげで、
作品は乾燥し過ぎず、
無事に削りや取っ手付けができました。
でも、5日間の高熱、
4~5日間の微熱のせいで、
10日間も制作ができませんでした。
これは、とても痛いです。
作らなければばならない作品が
次の個展に間に合うように制作できません。
今できる、精一杯の制作です。
その上、今度は梅雨の湿度で、
削りをした作品が
なかなか乾燥しません・・・。
ちょっとした雨の合い間の晴れ間に、
天日干しをしたり、
工房内で薪ストーブに火を入れ、
扇風機を使って乾燥させてます。
乾き次第、釉薬掛けをし、
作品を窯詰めし、
そしてやっと窯焚きです。
作品を乾かしている間に
窯の棚板を削り、汚れや破片を取り、
作品が焼きつかないように
棚板にアルミナを塗っていました。
この作業はガラス片のような
陶器の欠片が飛び散るので、
防具マスクやダストマスクをします。
釉薬の粉末を配合する時も
ダストマスクを必ず付けます。
細かい粉末を吸い込むのは
肺にとても危険です。
安全意識・危険意識を持って作業するからこそ
気持ちよく、安全に制作できるんです。
今ここで無理せず、
でも出来る限り、精一杯に努力し、制作しているユアン。
一つ一つの作業がその作品を完成させるんですね。
一つ一つに思いを込めて・・・。
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